本日11月11日、内閣総理大臣を決める首班指名選挙です。
首班指名選挙とは、そもそもどういうものでしょうか
旧憲法においては総理大臣を「各大臣の首班」と呼んでいました。その名残から国会の総理大臣指名は、現在の憲法下においても「首班指名」「首班選挙」と呼ばれることがあります。
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の決議で指名することとされています。この議決は、衆参両院の記名投票で行います。衆参両院で指名の議決が一致しない時は、参議院は両院協議会を求めなければいけません。両院協議会を開いても意見が一致しない場合は衆議院の指名の議決が国会の議決となります。このことは「衆議院の優越」と呼ばれています。