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「脱マスク」それぞれの葛藤

今月13日から、「個人の判断」に委ねられる事になりました。
各地での様子をレポートします。

■有楽町のビアレストラン
東京都の新たな指針では、店の判断でお客さんや従業員にマスクの着用を求めることができます。
ホール担当やキッチンスタッフなど、部署により意見も異なりました。開店30分前に出した結論は、厨房はマスクなし。ホールは今まで通りマスクを付けての接客となりました。

■通勤ラッシュ時の品川駅
駅での着用率は90.3%(テレビ朝日調べ)で、3年前の春、緊急事態宣言が出ていたころとほぼ変わりませんでした。

■13日朝の那覇空港
空港でのマスク着用率は68%でした。場所や目的によっては外す人も増えているようです。

■百貨店
百貨店の看板からは、「マスク着用」と「ソーシャルディスタンス」を呼び掛ける文言が削除されていました。松坂屋では、お客様は任意、従業員は着用の方針です。

■テーマパーク
名古屋市のテーマパークでは、従業員がマスクを外すのも自己判断となっています。「やっと笑顔が伝えられる」とスタッフ

■幼稚園・保育園
対応は分かれているようです。新型コロナが5類に引き下げられるまで、マスクを続けるとする園があれば、保育士や事務員にマスクを外す事を決めた園もあります。「赤ちゃんたちは、保育者の表情と言葉を紐づけて言葉を獲得していくので・・・」

政府は、高齢者施設や医療機関を訪れる時は、引き続きマスクの着用を求めています。

それぞれの立場で、マスクを付けるか外すか、しばらく葛藤が続きそうです。