「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158の国と地域が参加する大阪・関西万博が13日(日)に開幕しました。国内外のパビリオンが社会課題の解決に向けた次世代の技術や、伝統などを半年間にわたってアピールします。
大坂・関西万博の魅力は
■未来技術の体験
・テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づき、AI、ロボット、バイオテクノロジー、AR/VRなどの最先端技術を体感可能
・未来社会ショーケース:カーボンニュートラルや次世代モビリティを展示。バーチャル万博で世界中からアクセス可能。
■多様なパビリオン
・158の国・地域と9つの国際機関が参加。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのパビリオンで各国の文化や技術を体験。
・日本館は「循環」をテーマに、火星の隕石展示やCO2リサイクル技術を披露。関西パビリオンでは地域の魅力が集結。
■大屋根リング
世界最大級の木造建築(2㎞周長、高さ12~20m)。上を歩きながら会場や大阪湾を一望でき、万博のシンボルとして注目。
一方で、負の側面も指摘されています。
■予算超過と財政負担
当初予定されていた予算(約1850億円)が大幅に膨らみ、最新の試算では役2350億円に達しています。国、地方自治体、企業が負担する中、国民の税金が使われることへの不信感が広がっています。例えば、会場建設費の高騰や「2億円のトイレ」などの高額な施設が批判の対象となっています。
■会場建設地の安全性懸念
会場となる夢洲は元ごみ処理場で、メタンガスや硫化水素などの可燃性ガスが発生するリスクが指摘されています。実際にメタンガス爆発事故も報告されており、火災や地盤沈下の危険性が懸念されています。また、避難経路が限られている点も問題視されています。
日本で開催され、各国がパビリオンを建設する万博は1970年以来55年ぶりで、この機会に行って自らの目で確かめるか?リスクを避けてメディアやSNSで情報だけ見るか?
迷いどころですね。