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深刻化する若年層のネット賭博

若年層のネット賭博の問題が深刻化しています。主なポイントを簡潔にまとめました。

1. 急増する利用者
・20代以下の若年層でオンラインカジノやブックメーカー(スポーツベッティング)の利用が急増
・2024年の調査(日本生産性本部)では、20代男性の約12%が「過去1年以内にネット賭博を経験」と回答(前年比2倍以上)

2. 主な原因
・スマホで24時間いつでもアクセスが可能
・YouTubeやTikTokで「簡単に稼げる」と宣伝するインフルエンサー
・入金が電子マネー・仮想通貨で簡単決済で親にもばれにくい

3. 深刻な影響
・多額の借金(数百万円単位も)
・うつ症状、不登校、引きこもり
・自殺リスクの増加

4. 法的問題
・日本ではオンラインカジノは違法(賭博罪)
・摘発事例増加(2025年現在、利用者側も逮捕・起訴されるケースが急増)

5. 対策の動き
・政府:2025年に「ネット賭博対策強化法」施行予定(広告規制、決済遮断強化)
・学校:依存症教育の必修化
・家族:スマホ決済履歴のチェック、早期発見が重要

■「簡単に稼げる」という甘い誘いに乗ると、人生が一瞬で破綻するリスクが高いギャンブル依存です。
少しでも怪しいと思ったら、すぐに「消費者生活センター」や「ギャンブル等依存症相談ダイヤル(0570-064-556)」に連絡しましょう。