12月8日23時15分ごろ、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生しました。青森県八戸市で最大震度6強を観測し、北海道や東北地方を中心に広い範囲で強い揺れが起きました。この地震はプレート境界型(逆断層型)で、太平洋プレートと陸側プレートの境界で起こったものです。青森県東方沖でのM7以上は1968年の十勝沖地震以来57年ぶりです。
■津波の状況
・発生直後、北海道太平洋沿岸中部・青森県太平洋沿岸・岩手県に津波警報、さらに広域に津波注意報が発表されました。
・岩手県久慈港で最大0.7mの津波を観測。他の地域でも20~70cmの程度の津波が確認されました。
・警報は9日未明に注意報へ切り替えられ、9日朝に全て解除されました。大きな津波被害は報告され ていません。
■被害状況(12月15日時点)
・人的被害:負傷者約50人(青森県・北海道を中心に。重傷者も含む)死者は確認されていません。
・建物・インフラ被害:八戸市のショッピングセンター壁崩落など建物の一部崩落
・道路陥没:青森県東北町で車が転落
・電力設備被害:北海道-本州間連携設備の変圧器出火・停止で送電再開のめど立たず。
・NTT鉄塔損傷:八戸市で高さ70mの鉄塔が損傷、倒壊恐れで周辺48世帯に避難指示)
・六ヶ所再処理工場で使用済み核燃料プールから約650ℓの水漏れ。(管理区域内で外部影響なし)
・鉄道:JR八戸線全線運休(高架橋損傷など、復旧めど立たず)東北新幹線も一時停止。
・原子力施設:東通原発、六ヶ所村施設、周辺原発に異常なし。
・その他:断水、停電、避難所開設、海上自衛隊基地で住民受け入れなど。
■余震活動(12月8日~15日)
・余震が活発で、1週間で有感地震数十回、震度3以上が9回。
・主な余震:12月9日朝・M6.4最大震度4、12月10日夜・M5.9最大震度4、12月12日昼前M6.7
最大震度4
この地震は今年国内最大規模で、冬の寒い時期に発生したため避難が厳しかった点が特徴です。現在も余震が続く可能性があるので、引継ぎ防災意識を高めていく必要があると思います。最新情報は気象庁や自治体の発表をご確認ください。