コロナ禍でマスク生活が続いていますが、マスクを付けていると「口呼吸」になりがちと言われています。
鼻には、単ににおいを感じたり呼吸をするだけでなく、空気中の塵やほこり、細菌やウイルスなどが体の中に入るのを防いだり、体に入る空気の湿度や温度を調節する役割があります。口のみで呼吸するとその機能が発揮されず、汚れた空気や冷たい空気をそのまま体内に入れてしまいかねません。
口呼吸を治す方法は3つあります。
■睡眠時にサージカルテープを口にはる。
寝ている間に口が開いてしまうのを防ぐテープです。薬局などで購入できます。口の中央に貼って、全部覆ってしまわないようにしましょう。
また、鼻炎などで完全に鼻が詰まっている時は避けます。
■片方の歯だけで物を噛まない。
食べ物を噛む時は奥歯を使い、均等に噛みましょう。
■舌筋を鍛える「あいうべー」体操
①「あー」と言って口を大きく縦に開く。
②「いー」と言って口を大きく横に開く。
③「うー」と言って口を思いっきり前に突き出す。
④「べー」と言って舌を出して精一杯下に伸ばす。
「口呼吸」を「鼻呼吸」に改善して快適に過ごしましょう！