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違反高齢ドライバーへの技能検査開始

改正道路交通法が5月13日に施行され、一定の違反をした75歳以上のドライバーを対象に、技能検査(実車試験)が始まりました。

実車試験は期限までに何度でも受けられますが、最後まで不合格な場合、免許証が更新できず、失効することとなります。

検査の項目は下記の通りで、100点満点からの減点方式。普通免許は70点以上が合格ラインとなります。
例えば、赤信号で停止線を越えて横断歩道に侵入すると40点が減点され、「即不合格」となります。

■検査の項目
①指定速度で走行
②一時停止
③右折左折
④信号機の通過
⑤段差乗り上げ

検査の対象となるのは、過去3年以内に下記の違反をした75歳以上のドライバーです。

■対象となる違反
①信号無視
②通行区分違反
③通行帯違反
④速度超過
⑤横断等禁止違反
⑥踏切不停止等・遮断踏切立ち入り
⑦交差点右左折方法違反
⑧交差点安全進行義務違反
⑨横断歩行者等妨害
⑩安全運転義務違反
⑪携帯電話使用等

今後、新制度の周知も重要となるでしょう。