新型コロナの感染拡大が止まりません。ウイルスが感染力の強いBA5と呼ばれる変異株に置き換わったことで、急速に拡大しています。
今月23日(土)には、全国の感染者が20万人を超え、過去最高を記録しました。
病床使用率も50%を超えている県が、13県に及んでいます。
沖縄では、医療逼迫のため、一般救急外来の受け入れを停止しています。
エッセンシャルワーカーへの感染も増えているため、交通機関の運休も相次ぐ事態となっています。
その様な中、厚労省は22日、濃厚接触者の待期期間を見直し、今まで7日としていた待期期間を、原則5日とし、検査により陰性が確認できれば最短3日に短縮すると発表しました。
分科会の尾身会長は、本当に治療入院が必要な人が医療にアクセスできていない状況に危機感を表し、軽症者が病院へ行かず、薬局などで検査キットを簡単に入手できる環境づくりが必要との意見を述べました。
また、オール医療でウイルスに対応するために、感染症法での位置づけを2類相当から5類相当へ変更すべきという意見も、日増しに強くなってきています。