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ウクライナ反転攻勢本格化

ウクライナ軍が反転攻勢を進めております。東部ドネツク州のバフムト周辺、ドネツク州の西部、南部ザポリージャ州の西部の少なくとも3つの地域で本格的な作戦を展開しているとみられます。

ウクライナ国防省のマリャル国防次官は12日、これまでにドネツク州西部のベリカ・ノボシルカ周辺や、ザポリージャ州の前線で合わせて7つの集落を奪還したと発表しました。

また、ザポリージャ州では親ロシア派の幹部がロシアが占領する拠点トクマクや主要都市メリトポリで爆発や砲撃があったとSNSに投稿し、ウクライナ側が作戦を進めていることが伺えます。

これに対し、ロシア国防省は12日、ドネツク州とザボリージャ州でウクライナ軍を撃退したと主張しました。

一方で、ウクライナの南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所のダムが決壊し、大規模な洪水の被害が拡大しています。ウクライナ政府は12日、これまでに10人が死亡、子供7人を含む42人が行方不明となっていると発表しました。
この洪水では、ロシアが設置した地雷も流出しており、大きな問題となっています。