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冷房の死角。熱中症に注意!

日々35度を超えるほどの暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

30度を超える暑い日は、エアコンをつけることが命を守る行動につながります。ただ、家の中でエアコンをつけていても、熱中症のリスクが高い危険な場所があります。

とあるクリニック院長によりますと、特に警戒が必要な場所は、「キッチン」と「トイレ」だと言います。危険な理由とその対策をご紹介いたします。

□キッチンは、調理をしていると熱や蒸気を発生するため、熱中症発生リスクの高い「高温多湿」の環境になりがちです。暑い日中はもちろんですが、朝食や弁当作りをする朝も注意が必要です。
朝の時間帯は、寝ている間に体内の水分が失われています。そのままの状態でキッチンに立つと、熱中症のリスクが高まります。

対策として、
① 調理中はエアコンの温度を普段より2度下げる。
② 電子レンジでできる調理は、電子レンジを利用して、できるだけ火を使わない。
③ 炊飯器や食洗器など蒸気と熱を発する器具はキッチンに立つ時の使用を避ける。
などが考えられます。

□トイレは狭い個室なので、こちらも「高温多湿」になりやすい場所です。掃除などの長時間作業をする時は、特に注意が必要です。

対策として、
① 換気扇をオンにする。
② トイレに入る前にドアを開放し、トイレ内の温度を下げておく。

こうした危険な場所が家の中にもあるという事を知ったうえで、水分や塩分を補給したり、場合によっては冷却グッズを活用したりしていくことも、室内の熱中症予防で大切でしょう。