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10月から変わること

10月1日から暮らしに関わる制度や仕組みが変わります。主なものをまとめました。

■新型コロナ関連
新型コロナウイルスの患者に対する治療薬の全額公費負担支援を見直し、所得に応じて上限3000円
~9000円を患者が負担するようになります。1割負担の人は3000円、3割負担だと9000円となる計算です。
入院医療費では、毎月の負担額に上限を設ける「高額療養費制度」を適用し、最大2万円の補助がありましたが、1万円に減額されます。

■インボイス制度
複数税率に対応した消費税の仕入れ税額控除の方式で、品目ごとの消費税率や税額を取引時の請求書に記す「インボイス(適格請求書)」の発行と保存が必要となります。正確な消費税納税のために導入され、主に事業者が対応を求められます。

■最低賃金
最低賃金も上がります。都道府県ごとに順次実施し、引き上げ額は39円~47円。全国加重平均は初めて時給1000円を超え、43円増の1004円になります。

■ビール関連
改正酒税法の施工により、ビールの値段が変わります。ビールの税額は350mlあたり70円から63円35銭に下がります。一方、第三のビールは同37円80銭から発泡酒と同じ46円99銭に上がります。

■ステルスマーケティング
インターネット上の広告のあり方も変わります。広告であることを隠して一般の口コミを装いSNSで商品などを宣伝するステルスマーケティングが景品表示法の規制対象になります。事業者の広告であるにもかかわらず、一般消費者が広告と判別することが困難なものを規制します。対象事業者にインフルエンサーは含まれません。