平年より高めの気温だった先週の暖かさから一転、16日(土)後半からは冬型の気圧配置が急速に強まり、この冬一番の強い寒気が入ってきました。
17日(日)は、全国的に平地でも雪の目安となる上空1500メートルで-6℃以下の寒気にスッポリと覆われ、西日本でも-9℃以下の強い寒気が流れ込みました。
17日(日)は全国各地から「初雪」の発表がありました。17日午後8時現在、九州、四国、中国、近畿、
東海、北陸の15府県の気象台から「初雪」の発表がありました。
■寒気の流れ込みのピーク
1回目:17日(日)~18日(月)
2回目:20日(水)~23日(土)
21日をピークに西日本の上空に上空1500m付近で-12℃以下の非常に強い寒気が流れ込む予想です。
この強さの寒気は真冬でもそう何度もないようなレベルの強さです。
第2派のピークは20日~23日ごろですが、その後も平年より気温が低い真冬なみの寒さが続く可能性があります。
14日午後、気象庁は全国各地に「低温に関する早期天気情報」「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表したのは、先週時点である程度予測されていたためです。12月後半としては「10年に一度レベル」の寒さや大雪になることが見込まれています。