7月26日から開催されるパリオリンピック。初めて大舞台に挑む注目の日本代表選手5人をご紹介します。
□早田 ひな（卓球女子日本代表）
東京2020で3つのメダルを手にした伊藤美誠や平野美宇とともに2000年生まれの黄金世代の一角として卓球界を盛り上げてきました。2022年3月の代表選考レースで優勝して以降、日本卓球のエースとして活躍。中国の東京2020女子シングルス金メダリストのチェン・ムンやワン・イーディを相手に勝利をおさめました。
□藤波 朱理（レスリング女子日本代表）
レスリング界で中学2年生から負けなし。公式戦133勝という連勝記録を誇る最強レスラーがいよいよオリンピックデビューを果たします。「霊長類最強女子」といわれた吉田沙保里の119連勝記録を2023年に塗り替えています。
□岡 慎之助（体操男子日本代表）
2022年の全日本選手権決勝で演技中に右膝前十字靭帯を断裂する大けがを負い、一線から遠ざかっていましたが、リハビリを乗り越えて今年5月のNHK杯で初優勝。世界ジュニア王者がようやくオリンピックデビューです。
□森 秋彩（スポーツクライミング女子日本代表）
2023年世界選手権ボルダー＆リード複合で銅メダルを獲得。同大会の単種目リードでは、最強クライマーと呼ばれるヤンヤ・ガンブレット（スロベニア）を抑えて日本女子選手として初優勝を飾っています。
□小野寺 吟雲（スケートボード男子日本代表）
東京2020で新種目として採用されたスケートボードで、金メダル3つを含む5つのメダルを獲得した日本スケートボード界で激しい代表争いを勝ち抜き、パリでオリンピックデビューを飾ります。
レジェンドと呼ばれるトニー・ホーク（アメリカ）にも「魔法のようだ」と称賛を受ける今最も熱いスケーターのひとりです。