Top > トピックス > 自由民主党総裁選
トピックス

自由民主党総裁選

岸田総理大臣の後継を選ぶ自民党の総裁選挙は、候補者が過去最多となる可能性も出て、混戦の様相が
強まっています。総裁選をめぐる25日の動きや発言をまとめました。

□石破元幹事長
石破元幹事長は、25日、鳥取県倉吉市で記者団に対し総裁選への立候補を24日表明したことについて「同僚や全国の支援者など大勢から電話やメールをもらった。「地元での表明はよかった」とか「鬼気迫るものがあった」といった励ましをいただいた」と述べました。
一方で、3年前の総選挙で支援した河野デジタル大臣が26日に立候補を表明することについて「気持ちよくフェアにやりたい。政策は違うところがあるので、どこが違うか分かるように論争したい」と述べました。
□小林鷹之氏
小林鷹之氏は、名古屋で地方議員らが参加する会合に出席し、党員票の獲得に向けて支持を呼びかけました。小林氏は記者団に対し「自分が考える国づくりや党改革のありかたを話し、総裁選に向け結束していくという思いを共有できた。一人でも多くの人に会って思いを伝えていきたい」と述べました。
□茂木幹事長
茂木幹事長は、佐賀市で講演し「多くの仲間の議員から期待する声を上げてもらい、大変ありがたく思っている。一人一人が自信と誇りをもてる、将来へ希望が満ち溢れる、国際社会の中で存在感が高まっていく、そういう国にしていきたい」と述べました。
□高市経済安保相
高市経済安全保障担当大臣は、25日に放映されたBSテレ東の番組「NIKKEI日曜サロン」で自民党の総裁選への対応について「選挙管理委員会で日程が決まったので本格的に準備を進めていく」と述べました。また、近い議員との勉強会の内容をまとめた書籍を今月30日に出版の予定です。
□上川外相
上川外務大臣は、都内で開かれているアフリカ開発会議の会場のホテルで記者会見し「20名をはるかに超える支持を頂いて、推薦人をどなたにお願いするか、最後の詰めをしている状況だ」と述べました。
□野田聖子氏
野田聖子氏は、地元の岐阜市で講演し「仮に総裁選の候補者になれたら、前回の「こども真ん中」一本からその先だ。子育て支援と少子化対策は別物だという賢い政策を持たないと日本は不幸な国になってしまう」と述べました。
□河野デジタル大臣、小泉進次郎氏、林官房長官
このほか、河野デジタル大臣は26日、小泉進次郎氏は30日に立候補を表明する予定。林官房長官は、台風10号の影響などを見極めながら表明の時期を判断することにしています。