日本時間22日(金)に、MLBのMVPが発表され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が2年連続、3回目となるMVPを獲得しました。指名打者DHに専念した選手としては、史上初となります。
大リーグのMVPはレギュラーシーズンにナショナルリーグとアメリカンリーグでそれぞれ最も活躍した選手に贈られ、全米野球協会に所属する記者30人の投票によって選ばれます。過去2回と同様、30人全員による満票での受賞となりました。
今シーズンの受賞者の発表は日本時間22日、現地のテレビ番組で行われ、今シーズンドジャースでともにプレーし、2014年にMVPを獲得しているクレイトン・カーショー投手が今シーズンのナショナルリーグのMVPとして大谷選手の名前を読み上げました。
ドジャースに移籍して1年目の大谷選手は今シーズン、右ひじの手術の影響で指名打者としてバッターに専念し打率3割1分、ホームラン54本、130打点、59盗塁と、いずれも自己最高の成績でホームラン王と打点王の二冠に輝きました。
また、大リーグで初めてホームラン50本、50盗塁の「50-50」を達成し、記録ずくめのシーズンを指名打者に専念した選手で初めてのMVPという快挙で締めくくりました。