マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」の利用を促進するため、政府は2日から保険証の新規発行を停止します。最長で1年間はこれまでの保険証を使い続けることができるほか、マイナ保険証を持っていない人などには代わりとなる「資格確認書」が送られることになっています。
政府は広報や周知を強化することにしています。
マイナ保険証の利用登録は、マイナンバーカードを持っていれば医療機関の窓口やセブン銀行のATM,
オンライン上の「マイナポータル」で行うことができます。
利用登録を解除した場合は後日、資格確認書が送られてきます。
医療機関から処方された薬を扱う薬局でもマイナ保険証への移行に備えています。
薬局の受付には顔認証つきのカードリーダーが設置され、マイナ保険証を置くとこれまでに処方された薬などの情報が確認できます。
これにより、おくすり手帳がなくても患者の同意があれば過去に処方した薬などを確認できるため、より正確に判断できるようになると見込まれています。