現在開かれている特別国会も7月17日の閉会が迫り、慌ただしくなってきました。
終盤国会のポイントを解説いたします。
現在積み残された重要法案が十数本ありますが、主な重要法案(政治的に注目度が高いもの)
を見ていきます。
・皇室典範改正(皇族数確保など):高市政権・与党が優先審議を表明。与野党協議中だが、他の対立法案の受けやすい状況。
・国旗損壊等の処罰に関する法律:衆議院通過済みだが、共同提出した国民民主連盟と賛成等が異例の審議拒否に回るなど、参院で進展が滞る可能性
・衆議院定数削減法案:維新が強く推進。与党が審議強行したため野党が審議拒否ボイコット中。政治改革特別委員会などで空転。
・副首都(国家社会機能継続確保・副首都整備)関連法案:維新の重要公約。与党が成立を目指すが、野党抵抗で難航。
その他、政府提出の防災庁設置法案、再審制度関連、再審・重要施設敬語法案など十数本程度の政府提出法案も未成立・審議中と報じられています。
背景と状況
・政府は当初61本程度の法案を提出。予算関連や一部重要法案は成立済みですが、後半国会で対立が激化。
・野党の審議拒否・ボイコットにより、委員会・本会議が空転。衆院は3分の2超で強硬姿勢ですが、参院は少数与党で野党の協力が鍵。
・会期末まで2週間弱。60日会期延長による「みなし否決・衆院再可決」論も浮上しているものの、参院不要論につながるとして。自民党内にも慎重論があります。