5月29日から、世界初の「完全養殖鰻蒲焼」の試験販売がスタートします。
普通の養殖鰻は、川や海で採れた「天然シラスウナギ(稚魚)」を育てます。
完全養殖鰻とは、人口採卵→孵化→シラスウナギ→成魚→再び産卵、まで全て人の手で回す方式です。
天然資源に頼らないのが最大の違いです。
2010年に完全養殖自体は研究成功していましたが、コストが高すぎて商業化困難でした。
ところが近年、年間1万尾超の完全養殖鰻の生産に成功、それによる大幅なコスト削減、そして民間への技術移転が進みました。結果、今回ついに一般消費者向け販売に到達しました。
ただし現時点ではまだ高価で、人口シラスウナギのコストは天然より数倍高い水準と言われています。
今後さらに量産化が進めば、価格低下の可能性があります。
これが軌道に乗り、気軽に鰻が食べられる未来がくることを祈ります。