Top > トピックス > 金利上昇のメリット・デメリット
トピックス

金利上昇のメリット・デメリット

日本は「金利がないのが当たり前だった世界」から「お金にも値段がつく世界」へ戻りつつあります。現在の日銀は政策金利1.0%程度に維持しています。2026年7月末の決定会合でも1.0%程度が維持されました。
これは、長いゼロ金利・マイナス金利時代を経験した日本人にとって、かなり大きな環境変化です。

■金利上昇のメリット・デメリット
・預金:メリット 預金金利が上がる
・国債・債権:メリット 利回りが上がる デメリット すでに持つ債権は価格下落の可能性
・住宅ローン:デメリット 変動金利の返済増加
・各種借入:デメリット 自動車ローン・カードローン等の負担増
・企業:メリット 銀行・金融業には追い風 デメリット 借入企業には負担増
・年金生活者:メリット 預金・債権収入が増える デメリット 物価上昇が金利上回るかも
・円相場:メリット 円高要因になりうる デメリット 輸出企業には逆風
・物価:メリット 金利上昇でインフレ抑制 デメリット 景気を冷やす
・政府:メリット 税外収入が増える デメリット 国債利払いが増える
・不動産:デメリット 住宅購入需要を抑える

■もう一つ重要なのが「実質金利」です。
名目金利1%-インフレ率3%=実質金利▲2% 
なら、預金に金利がついても購買力は目減りします。逆にインフレが1%で金利が2%なら、実質的にプラスです。
「実質金利」こそ、金利のある世界を考える上でかなり重要なポイントです。